- 原詞：Federico J. Pagura
- 訳詞：松本敏之 1998
- 曲：Homero Perera
1. 主が貧しい馬小屋で お生まれになられたから
この世界のただ中で 栄光示されたから
主が暗い夜を照らし 沈黙破られたから
固い心解き放ち 愛の種まかれたから
（くりかえし）
だから今日、希望がある
だから恐れずに生きる
貧しい者も 未来を信じて 歩み始める
だから今日、希望がある
だから恐れずに生きる
貧しい者も 未来を信じて
2. 主がおごる者をちらし 高ぶる者を低くし
小さく貧しい者を 引き上げ、ほめられたから
主が私たちのために その罪と咎を背負い
苦しみと痛みを受け 十字架で死なれたから
（くりかえし）
3. 主がよみがえられたから 死を打ち破られたから
もう何も主の御国を さえぎることはできない
（くりかえし）
□ 作者より
アルゼンチン・メソジスト教会の監督であったフェデリコ・Ｊ・パグーラによる作詞、ホメロ・ペレーラによる作曲の讃美歌。（ホメロ・ペレーラについて詳細は分からないが、同名のタンゴ作曲家がいる。）１節はクリスマスとイエスの生涯、２節は受難、３節は復活を歌う。解放の神学のメッセージをたたえた、ラテンアメリカならではの名曲であり、原語のスペイン語の他、ポルトガル語訳、英訳、ドイツ語訳もある。
ちなみに原歌詞の１節は以下のような意味である。
１ 彼がこの世界、この歴史に入ってこられたから／沈黙と苦悩を破られたから／この地をその栄光で満たされたから／私たちの寒い夜の光であったから／暗い馬小屋でお生まれになったから／愛と命の種を蒔かれたから／頑なな心を砕いて／打ちひしがれた魂を起こされたから
※だから今日、私たちには希望がある／だから恐れずに闘う／だから今日、私たちは希望をもって、抑圧された民の未来を見つめる。
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