<これさん コンセプト>
こんな感じの歌はどうでしょうか?
新しいうた創作のヒントになれば、と考えました
(1)聖書
- ●聖書の人物を美化しない歌
- ・ダビデは人の妻を盗んだ
- ・ヨセフとポティファルの妻
- ・ユダの歌
- ・太宰治の解釈はおもしろい
- ・フィリポの歌
- ●たとえ話で歌になっていないもの
- (例)
- ・5時から働いても1デナリ
- ●イエスの生涯を歌うもの(前半を七五調の歌詞で作り、後半同じ言葉をくりかえすものにすれば、節をどんどん増やしていける)
- ●よく知られた箇所なのに讃美歌になっていないもの
- (例)
- ・「医者を必要とするのは健康な人でなく病人である。私が来たのは正しい人を招くためではなく罪人を招くためである。」
- ・「新しいぶどう酒は新しい革袋に入れるべきだ。」
- ・カヤパ、ピラトの葛藤
(2)従来の賛美歌と違う視点からテキストを読む
- ●イエスへのラブソング
- ●聖書にこんなことも書いてるの?という疑問を歌うもの
- ・問題の箇所ばかりつないで「どうすればいいの?」と問いかける
(3)教会の暦、教会の行事
- ●元旦(年の始めに歌えるうた)
- ●イースター、ペンテコステ、レント
- ●幼児祝福、結婚式、お葬式
- ●聖餐式
(4)時代、社会
- ●1か0かではない視点
- ●対象を批判するのではなく、自分も含めて問い返す
- ●時代を見据えつつ直接的でない歌(「集団的自衛権」「特定秘密保護法」という言葉を使わず、しかしそのことを射程に収められるような歌)
- ●ヘイトスピーチに対抗する歌
- ●「ブルースとゴスペル」相反するコンセプトをあえてつないで
(5)子どもたちのか細い心を応援できる素朴な歌
(6)伴奏譜、曲だけ、歌詞だけ
- ●ハンドベル・ミュージックベル用の楽曲、前奏・後奏などもあっていい
(2014 これさんコンセプト会議より)