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  • 詞:菅澤邦明・リピート山中
  • 曲:リピート山中 2006

1. 暗い土の外に 広がる世界があるなら
  ぼくはここにいてはならない
  誰かが遠い場所で 待っていてくれるなら
  見知らぬ未来を 恐れはしない
  君も光の中へ 一歩踏み出してごらん
  きっと多くの仲間が 僕を君を待っているから
  ああ たんぽぽ 今はアスファルトにひとり咲く花
  だけど たんぽぽ 明日は広い野原いっぱいに咲け

2. 風に震えている 小さな花見つけたら
  君は笑顔を お日様に変えて
  明るく暖めたね たとえ嵐の中でも
  君の優しさ 地球の宝物
  夢の種を包んだ たんぽぽの綿毛が
  青い空に旅立つ 仲間いっぱい 元気百倍
  ああ たんぽぽ 今はアスファルトにひとり咲く花
  だけど たんぽぽ 明日は広い野原いっぱいに咲け

□ 作者より
兵庫教育102条園フェニックス“あつまれみんなのひろば”(2006年2月4日開催)のテーマソングとして作られた歌です。子ども達と生活する幼稚園の現場から、中でも子ども達の大好きな“たんぽぽ”をめぐる言葉を持ち寄り、リピート山中さんが歌の歌詞にまとめ、曲がつけられました。(菅澤邦明)
菅澤先生の原詩をいただいて『兵庫こどものうた』として歌詞を作りました。こどもの心をたんぽぽの花にたとえて、やがて綿毛となって飛び立っていく姿を見守るおとなの心をうたにしました。こどもには希望がありおとなにも夢があります。時におとなの夢はこどもへの重荷になりますが、夢は果てしない不安への裏返しかもしれません。なにがおこるか分からないこの世界で一緒に生きる仲間として、可愛い人生の後輩たちに心からのエールを贈る心で唄いたいです。(リピート山中)

□ 歌い方のポイント
1節は『ぼく』の決意と『きみ』への呼びかけの歌です。「きっと仲間が待っているから…」と本気で歌えるかどうかがポイントです。2節は『きみ』のことはずっと見守ってるよ、『きみ』の頑張りはちゃんと知ってるよ、とあなたが伝える歌です。『きみ』は素晴らしい!と心からほめてあげて下さい。サビの部分はこどもの明るい未来を信じて希望いっぱいに歌いましょう。(リピート山中)


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