- 詞/曲:川上 盾 1998
今日はとっても嬉しくて
そしてちょっぴり悲しい日
大好きだった幼稚園の
卒業式
1.ママと離れられなくて
門の前でベソかいた
そんなことも笑えるくらい
大きくなりました
しっかりお返事するから
ちゃんと聞いてね お母さん
いつもの参観日みたいに
おしゃべりしちゃだめだよ
(くりかえし)
たくさん友だち できました
たくさん思い出 できました
ありがとセンセ ありがとみんな
ありがと幼稚園
2.夏の日には汗かいて
雨が降れば傘さして
通った道もこれでお別れ
さよなら幼稚園
笑顔でがんばるからね
ちゃんと見ててよ お父さん
ビデオカメラばっかり
のぞいてちゃだめだよ
(くりかえし)
今日はとっても嬉しくて
そしてちょっぴり悲しい日
大好きだった幼稚園の
卒業式
□ 作者より
12年前、末っ子(長男)の幼稚園卒園式の時に浮かんだ曲です。神戸に来て1年しか通わなかった幼稚園でしたが、園までの坂道を息子を自転車に乗せてふうふう言いながら送っていきました。卒園式の時ににこにこ笑いながら誇らしげに式に臨む息子を見て、涙が止まりませんでした。「うれしいけど、かなしい」。どの卒業式にも立ち上がる感情だと思います。そんな息子も12年後、大学進学のためにわが家を離れ、ひとりの生活へと旅立って行きました。12年間寝かせておいた歌ですが、重石を解いてエントリーしました。(川上盾)
□ 歌い方のポイント
歌詞は子どもが歌う内容になっていますが、実際は子どもの立場になって親が歌う歌かも知れませんね。僕は歳を重ねると共に涙もろくなってしまい、今はこの歌を歌う時、2回に1回は声が詰まってしまいます。お子さんへの思いの強い方は、ご注意下さい。Keyは子どもが歌うことを前提にD(ニ長調)で作っていますが、大人が歌うには低いかも…。お好きなように移調して歌って下さい。また「ようちえん」の歌詞を「ほいくえん」などに変えて、それぞれの現場で歌ってください。(川上 盾)
●(サンプル音源は準備中です。しばらくお待ちください)