HOME > SongBook09 > 1301 果てしない未来へ

  • 詞:山形学院高校 2011年度3年7・8組
  • 曲:川上 盾 2011

共に生きよう 神と生きよう
愛し 信じ 共に祈り
感謝ささげよう

ぼくらは日々悩み
苦しみの中を生きている
高い壁に阻まれて
足を止めてしまうこともあるけれど

あなたが共にいる
だからぼくはひとりではない
果てしない 未来へ
胸に希望いだき共に歩んでゆこう

共に生きるよろこび
互いに感じよう
愛し 信じ 共に祈り
感謝ささげよう


□ 作者より
山形学院聖書科教員の新田恭平さん(これさんメンバー)より、「卒業記念に生徒たちと歌を作りたい。みんなで作詞をしたので、曲をつけてほしい」との依頼を受けました。二度とない高校卒業記念の歌。「ムムッ!これは心してかからねば...」と思って引き受けましたが、歌詞を見たらその言葉に引き出されるように、スルスルっと曲が出てきました。「きっと感動するであろうメロディライン」を狙ってるあたりが、ちょっとハズカシイ感じもするのですが...。でも「卒業」って、そんな歌が似合う場面ですよね!?受け取ってくれた生徒さんたちの感想はどうだったか?それは新田先生のコメントをお読みください。(川上盾)

入学して初めてキリスト教に触れる生徒が、ほぼ全てを占める本校。初めて三年生の授業を受け持った私は、卒業が近づくにつれ、「『私はキリスト教学校で学んだんだ!』という証を残してあげたい!」と思うようになりました。そこで、何ができるか考えたところ、思い浮かんだのが「歌」でした。
「賛美歌をつくろう!」― 授業でそう呼びかけた私のことを、「はあ?」と怪訝な表情で見上げた生徒たちの顔は今でも覚えています。後々生徒たちから聞くと、「本当にできるのか?」と疑いながら、歌詞作りに取り組んでいたそうです…。
完成した賛美歌を生徒たちにお披露目したところ、「えっ?!メッチャいい曲!」「ヤバい、想像以上!」「こんなの(曲)ができちゃっていいんすか?!」と驚きや感動の声が上がりました。伝統的な賛美歌に慣れ、賛美歌は静かに厳かに歌う曲ばかりというイメージがついてしまった生徒たちにとっては、斬新かつ喜びであったのです。
卒業直前、全校生徒の前で披露する機会が与えられることになりました(※その機会を用意するまでに学園ドラマのような一悶着がありましたが…)。「先生、自分ギター弾けます」「先生、自分も一緒に歌わせて下さい」と自主的に生徒たちが有志を募り、総勢30名ほどが全校生徒の前で歌を披露しました。指導のなかなか入らなかった問題児たちをはじめ、普段の学校礼拝では賛美歌を全く歌わないような生徒たちが、大きな声で賛美する姿には、自分だけでなく他の生徒や先生方にも感動を与えました。
「歌」は「賛美」は大きな力を生み出せる! 与えられた気付きに感謝。(新田恭平)

□ 歌い方のポイント
熱く歌ってください。



●(サンプル音源は準備中です。しばらくお待ちください)