- 詞：森分信行
- 曲：池上信也 1996
1. 夏は暑いぞ 夏はすごいぞ
まぶしい光がいっぱい だから
ジンジンジンジン せみは鳴くよ
命の限り歌うんだ
そうさ ぼくらはみんな夏が好き
夏が好き 夏が好き だって
神様の光に 包まれるから
2. 夏は暑いぞ 夏はすごいぞ
ふしぎな力がいっぱい だから
ドォドォドォドォ 海はうねる
しぶきをあげて踊るんだ
そうさ ぼくらはみんな夏が好き
夏が好き 夏が好き だって
神様の力が 押し寄せるから
□ 作者より
八幡浜・日土・三瓶教会合同の「夏のこどもキャンプ」キャンプソングを作ろうということになって、詞を書くはめになりました。キャンプ２日目に行く「諏訪崎」へ数回下見に行きました。今では整備されて公園になっていますが、かつては藪の中に獣道のような小道があるだけでした。はじめて行ったのは小学校３年生の遠足でした。今の小学校なら絶対避けるコースだろうなと考えながら詞の言葉をさがしました。
小３の頃の同級生の顔を思い浮かべました。皆汚くて、そして元気でした。「諏訪崎」の先端近く林を出ると、視界いっぱいに宇和海がひろがります。海と山とこども、それだけしか頭に残りませんでした。
池上先生が生命力にあふれる曲に仕上げてくださいました。「おっちゃん、いつも夏はしんどいしんどい言うとるくせに、えらい元気な歌やな」と親戚の娘が言ったので、「こどもの時は元気やった！」と返したことを憶えています。
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