- 詞/曲:渡辺文朗 1988
1.金木犀 金木犀 とってもいい香り
神さまがくれた 秋のしるし
2.沈丁花 沈丁花 とってもいい香り
神さまがくれた 春のしるし
□ 作者より
この歌は以前(甲南教会に通っていたころ)からも、教会学校の子どもたちに、私が作ったということで歌って来ました。簡単なメロディーが良いようですね。
日本には四季があり、香りでその季節を意識することだってあります。『金木犀』の甘い、そして何となく懐かしい香りは、秋を感じさせてくれます。
始めに金木犀の秋のメロディーラインが生まれました。そしてずっと秋だけしか歌詞がありませんでした。ところが春にも『沈丁花』と言う、素敵な香りがある事に気づき、2節が誕生したのです。しかし、幾人からの人から「夏」「冬」の歌詞は無いのかと…。私は思うのです、秋の香りを少し満喫したら関西では秋が深まり、やがて冬へ。そしてその寒い冬から開放さてれて、今度は春の香りの「沈丁花」そして夏に向かい。やがて又『金木犀』の香りで秋を感じるのです。その繰り返しが「いのち」なのではないかと思っています。ですので、あえて「冬」「夏」を作らないのです。(渡辺文朗)
□ 歌い方のポイント
ポイントも何も、そのまま歌ってくださるだけでいい、シンプルですてきな歌です。
(事務局)
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