- 詞：廣安慎太郎 2007
- 曲：臼田宣弘 2007
1. 聖霊の風が
私の町に吹いてきた
風に揺れる 緑の葉のように
いのち 輝いてる
聖霊の風が 私の町に
2. 聖霊の風が
冬の町に吹いてきた
手に降りた 吐息のハトのように
この町は 暖かい
聖霊の風が 私の町に
□ 作者より
臼田宣弘さんからある日電話がありました。「ペンテコステに歌う讃美歌が少ないので、歌詞を作って欲しい」と言われました。しかし、すぐに歌詞が思い浮かびませんでした。
その後、２００７年７月１６日に新潟県中越沖地震が発生しました。柏崎伝道所に「柏崎教会ボランティアセンター」が開設されました。新潟地区の方々が運営委員会を組織され、全国からも沢山の人がかけつけられました。
関東教区から送られた報告書（８月１２日発行）の中に臼田さんの文章がありました。「三年前から水害・中越地震・雪害と自然災害の多い新潟ですが、新潟地区の教会の結束も強くなっているようです」「『新潟』を逆さに読むと『互いに』になります」「新潟県は寒いが新潟地区は暖かい」などの臼田さんの報告文がありました。それを読んだ時に、風の町柏崎市に、神様は救いの業を始めておられることを感じました。
聖霊とは、救いをもたらす見えない神様の力です。又、聖書の聖霊という言葉は、「神の息」や「風」という意味があります。人々の暖かいつながりの中に、聖霊の働きを強く感じてこの詩を書きました。（廣安愼太郎）
２００７年７月１６日の中越沖地震後に、奉職する柏崎伝道所ではボランティアセンター活動が行われていました。毎日全国からたくさんの方々が来て下さっていて大変にぎやかでした。そんなさ中の８月１４日、廣安さんから詩が送られてきました。翌日、皆がボランティア活動に出て行った礼拝室でその詩を読んでいて沸いてきた曲をつけたものです。
（臼田宣弘）
□ 歌い方のポイント
冬の町にやさしく吹く風に乗るように歌ってください。（臼田宣弘）
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