- 詞/曲:桜井 希 2006
1. 子どもの笑顔がまぶしくて
子どもの泣き顔がいとしくて
うれしいことも悲しいことも
同じように感じることができる
子どもは僕らの宝もの
僕らの身体の一部だから
両手を広げて走ってくる
子どもを抱きしめ確かめるのさ
この子どもが戦に行くなんて
誰がそんなこと望むものか
人を殺して死ぬことを誉める国なんて
誰がそんなもの望むものか
2. 子どもの夢は雲のうえ
子どもの明日は海の向こう
僕らに計り知れない未来を
君は歩いてゆくのさ
子どもは僕らの宝もの
みんな大切なひとりだから
優しい子どもになりますように
人の痛みが分かるように
平和な世界を創ることは
僕らの力が試されること
人を愛する勇気と力を
与えてくれる世界を
□ 作者より
この歌は、2006年の末、1947年に公布された「教育基本法」が変えられようとする直前に作りました。「愛国心」を強要しようとする為政者に対する抗議と平和を創りだす私たちの決意を歌にしています。戦争を当たり前のことと思わず、未来の子どもたちが戦争の時代に生まれ、生きることのないように、との思いを込めました。(桜井希)
□ 歌い方のポイント
私たちが日々出会う子どもたち一人ひとりを思い浮かべながら、自分自身に語り聞かせるように歌ってみてはいかがでしょうか。(桜井希)
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