HOME > SongBook04 > 0806わたしは祈る

  • 詞:河瀬はる 1995
  • 曲:小林 功 1995

1. 静かな朝に わたしは祈る
  きょう一日の 主の 導きを

2. 闘う昼に わたしは祈る
  罪にうち勝つ 主の みちからを

3. 憩いの夜に わたしは祈る
  災いからの 主の み守りを

4. いつどこででも わたしは祈る
  主の みこころに 従うことを

□ 作者より
1995年1月17日(火)、阪神淡路大震災が起こり、私たち家族3人は、近所の避難所でしばらく過ごしました。
すべてのライフラインがストップした夜、骨折した左足の激痛に加えて、寒さ・余震の恐怖・のどの渇きその他で私の意識は吹き飛んでいて、祈ることさえできませんでした。
翌日の夜、上記に加えて、ガス管爆発等の二次災害も伝えられ、助かりはしても、果たしていつまで生きられるのか…? という不安にも襲われました。加えて、視覚障害者の私は、晴眼者の助けがなければ何もできず、移動するだけでもたいへんな状況でした。
そのような中で、この歌の第3節の歌詞だけを点字でメモしておき、後日、半壊した自宅に戻ってから、1・2・4節を加えて、この歌詞になりました。(河瀬はる)
阪神大震災を経験された作詞者がその体験の中から書かれたこの詩に心を打たれて一気に曲が生まれました。神様への真っ直ぐな信頼を歌うことで表現したいと思います。
(小林功)

□ 歌い方のポイント
ワンコーラスが8小節の短い曲ですので、譜面の2段目、歌詞の2段目を「折り返し」として歌うと良いと思います。(小林功)



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