HOME > SongBook04 > 0812されど我は/主イエスがいつもともにおられる

  • 詞:河瀬はる 2007
  • 曲:大橋聡子 1994

1. 苦しみ 悲しみ
  すすむ道 険しきかな
  されど我は 力の限り 乗り越ゆべし
  主 ともにまして 強めたまえば

2. 憎しみ 欲望
  人の道 曲がれるかな
  されど我は 罪の力と 闘うべし
  主 ともにまして 守りたまえば

  • 詞:河瀬はる 2007
  • 曲:大橋聡子 1994

1. 苦しみや悲しみが多く
  険しい道も わたしたちは
  力の限り 乗り越えて行く
  主イエスがいつも ともにおられる

2. 憎しみや欲望があふれ
  嵐の時も わたしたちは
  罪の力と 闘って勝つ
  主イエスがいつも ともにおられる

□ 作者より
この世での多くの試練の中で、悲しみ、苦しみ、時には誰かに対する憎しみなどを抱いて傷つき倒れてしまう私たちの隣人として、いつも私たちと共にいてくださる主イエス・キリストを信じた私たちが、主に守られ、日々、主からの力を受けて、いろいろな試練に立ち向かい、乗り越えていこう! 乗り越えていける! という、信仰の確信をもって歌いたい賛美です。
一般社会のみならず、ともするとキリスト教界でさえも、神様のためではなくて自分(たち)のために何かをしている! いわゆる「自己中心」がいたるところに蔓延しています。そして、それによって、他の人や組織等に対して、迷惑や損失などを及ぼしていても、そのことを謝罪もせず、善処もせず、逃げ口上や無視で押し通す、場合によっては、そのことに気づきもしない! これでは、未信徒からの誤解や迫害などよりも、はるかに辛く苦しく、とても悲しく、何によっても癒されない深い傷を、当事者は心に受けるのです。当事者にしかわからない痛みや悲しみや試練が沢山ありますが、それをすべて背負って癒してくださる方は、私たちの信じるイエス様しかおられない!! このことを常に心に留めて、主を賛美しながら、これからの道を歩んでいきたいと思います。
視覚障害者として生を受けた私には、日々少なからずいろいろな試練が降りかかりますが、最近まさに前述のような試練を経験しました。ある聖歌集への採用が決定し、そのことが公表されたはずの私の創作讃美歌が、その後、誰にもどこにも何も知らされないままで不採用にされ、作者本人の私が嘘つき呼ばわりをされ、いろいろなところに多大な迷惑が及んだにもかかわらず、謝罪も善処もされないのです。これは、今まででいちばん辛く悲しい出来事でした。(河瀬はる)

礼拝の奏楽のために作った曲から一部分切り出し、この曲集のために和声を変え、最後の4小節をリピートで盛り上げました。(大橋聡子)

□ 歌い方のポイント
同じ意味の歌詞を口語と文語で作りました。そのため、ブレスの箇所が違ってきますが、ブレスは歌詞にそってしてください。救い主・癒し主でいらっしゃる主イエス様への全幅の信頼と、いつも共におられるイエス様へのしっかりとした信仰の確信をもって歌ってください。(河瀬はる)

ゆっくり、おちついて、しっとりと、しかし強い力を込めて、主イエス・キリストを常にしっかりと感じてうたってください。(大橋聡子)



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