HOME > SongBook04 > 0820わたしが歩む道を

  • 詞/曲:川上 盾 2007Indonesian (Thuma-Mina)
  • 訳/補作詞:川上 盾 1997

1. わたしが歩む道を 見失わないように
 いつもわたしのそばに 主よ、共にいてください
 ひとりで歩む時も あなたの導きあれば
 迷わず行けるでしょう たとえ暗い道でも

2.わたしが出会う人と 平和に過ごせるように
 わたしの心をいつも 愛で満たしてください
 共にちから合わせ 互いに手を取り行けば
 豊かに歩めるでしょう 弱いわたしたちでも

□ 作者より
ドイツで編纂された賛美歌集『THUMA MINA』は、世界各地のメロディによる賛美歌を集めた歌集です。2003年には日本語版も出版されています(『つかわしてください』世界のさんび― 日本キリスト教団出版局)。日本語版は式文集『シンフォニア・エキュメニカ』の作成と並行して作られたため、「ハレルヤ」とか「キリエ」といった典礼歌っぽい歌を中心に選曲(38曲)がなされていますが、オリジナルには294曲が収録されており、世界各地の民族音楽が反映したとてもユニークな歌が満載です。それぞれの歌に、原語・ドイツ語・英語・フランス語の歌詞がつけられています。個人的な感想になりますが、「これは面白い!」と思う歌は、たいていアフリカ・南米・アジアのもので、欧米のものは「月並み」に感じられました。「日本の歌は…?」と探してみると、たった1曲(讃美歌21-415番『せかいの友と』)だけでした。
「わたしが歩む道を」は、インドネシアの歌です。歌詞の1番は楽譜に記された英語の歌詞を元に訳しました。1番で終わるのはもったいないと思い、2番の歌詞は創作しました。元の歌詞(英語)は次の通りです。

Oh, Lord, God, set my feet on the way
I'd be foolish to journey alone
Stay beside me forever I pray
Keep my hand humbly held in your own
With your teaching me guide every day
I can hold out a torch in the dark
To attract all those who have strayed
Then I hope they will join me on your path
(川上盾)

□ 歌い方のポイント
インドネシア民謡はメロディが明るくて美しいものが多いですね。この歌もやさしくて感動的なメロディです。特に3段目3~4小節目がグッと盛り上がりますね。あまり急がずゆったりと歌って下さい。(川上盾)


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