- 詞/曲：ドノヴァン
- 訳詞：柳谷雄介
- 松浦祐介
- 平良愛香 2011
ゆめかなえよう いそがないで
石 積み上げる ひとつずつ
自由ないのち 生きる秘訣
ひとつのことを ゆっくりと
毎日 一歩ずつ 焦らないで
毎日 大きくなる 神の栄光
ゆめかなえよう いそがないで
石 積み上げる ひとつずつ
自由ないのち 生きる秘訣
ひとつのことを ゆっくりと
□ 訳者より
2011 年4 月27 日、これさんのメーリングリスト上に、「被災地でできた詩」というタイトルでのやりとりの中で、新生釜石教会の柳谷雄介さんのこんな文章が載っていました。
「これさんのみなさんにもうひとつお願いがあります。映画Brother Sun, Sister Moonで歌われている“If you want your dream to be”を歌いたいと思っています。『いそがず、あせらず、心をこめて』が今後、必要になってくるので歌っていきたいです」。
私も心に残っていた歌だったので、「誰かが日本語の訳詩をしてくれたら嬉しいな」と思っていました。
折りしもそれから一ヵ月後、柳谷さんに会うことができました。日本基督教団神奈川教区からの問安として、岩手の被災教会を訪問する機会が与えられたのです。盛岡から車を出してくださったのは、教区主事の松浦祐介さんでした。釜石では、津波の泥の跡が天井にまで残っている礼拝堂で柳谷さんが私たちを出迎えてくれました。気がつけば、柳谷、松浦、平良は3 人ともこれさんメンバー。自ずと「あの歌、どうなった？」という話になり、3 人での訳詩が始まったのです。泥の中から掘り出して調整が終わったばかりのグランドピアノ（午後には初めててのコンサートが予定されていたとのこと）を使っての作業でした。新生釜石教会が支援の標語として掲げていた「モノよりつながり、さぎょうよりえがお」という言葉を感じるひとときでした。厳
しい中にものんびりと流れたあの訳詞の時間を、この歌を歌うたびに思い出します。
（平良愛香）
□ 歌い方のポイント
いそがないでうたってください。繰り返しうたってください。ひとりでうたってください。みんなでうたってください。
最後に歌い終わるときのソーミーのところは、曲を終止に導くためにミーを省略してソーで終わらせることもできますが、きちんとミーまで歌ったほうがいいのかもしれません。
「終わってないよ。まだまだ続くよ。」そんな気がしてきませんか。(平良愛香)
●（サンプル音源は準備中です。しばらくお待ちください）
1209 神さま 神...
1211 ハレルヤ！...
