- 詞:紅葉坂教会日曜学校中高科
- 曲:安 杏菜 2011
1.みんな みんな おなか満たされ
安心して 眠れる
心から 心から 笑顔
そんな世界 みんなで 作ろうよ
2.みんな みんな 大切にされて
すべてのものが つながっている
心から 心から 笑顔
そんな世界 みんなで 作ろうよ
3.みんな みんな そばに神さま
ずっとおられるから
心から 心から 笑顔
そんな世界 みんなで 作ろうよ
□ 作者より
ここ数年、当教会日曜学校夏期学校では『平和をつくりだすわたしたち』との主題で、『平和』について学んでおります。
2011年の夏期学校のおいては、日頃の礼拝になかなか出席できない中高生と、身近に感じる『平和』について語り合う有意義な機会がありました。多感な思春期にある子どもたちが、思い悩む胸の内を素直に話してくれました。「『平和』へのイメージをひとことで表現したら?」との問いに対して、彼らから『心から笑顔』『他人をおもいやる』『おなかいっぱい』『安心して眠れる』……と言ったいくつかの答えが返ってきました。彼らのひとことひとことの言葉の表現の裏にある意味についても話し合いの中で明かされました。その時彼らの身近起きる、いじめ、暴力、差別…等から解放されたいとの『心の安らぎ』を求める強い欲求を肌で感じました。それから皆でその思いをそれぞれの『ひとこと』の言葉をつなぎ合わせ簡単な詩にまとめました。そして(日曜学校出身の)スタッフである安さんが、それを曲にしました。
子どもたちとの話し合いの雰囲気を思い浮かべながら、「身近ですぐに口ずさめて、心穏やかに神様に祈れるようにと思いを込めました」と安さんは作曲者としての、そして我々の思いを代弁した感想を述べています。
この曲で伝えようとした中高生たちの「心の安らぎ」を求めた『平和への祈り』の輪が、より大きな輪へとなって皆様の中でも歌い継がれていくことを心から願います。(紅葉坂教会日曜学校スタッフ代表古賀健一郎)
□ 歌い方のポイント
各節ごとに言葉のリズムが異なるので、リズムに気を付けながら6/8拍子の滑らかな旋律に、祈りをこめて歌っていただければと思います。(安杏菜)
●(サンプル音源は準備中です。しばらくお待ちください)