HOME > SongBook09 > 1316 ヘロデ ピラト カヤパ

  • 詞:川畑聖司
  • 曲:牛嶋敦子

1.風よ吹け このモヤモヤを吹き払え
  雨よ降れ 暗い気持ちを押し流せ
  「殺せ 殺せ 殺せ」
  群衆たちが叫んでる
  ユダヤの王は俺なのに
  みんな俺に指図する

2.嵐こい このモヤモヤを吹き飛ばせ
  いなづまよ 暗い心を突き通せ
  「死刑 死刑 死刑」
  祭司たちが叫んでる
  ユダヤの総督 俺なのに
  みんな祭司の言うがまま
  ユダヤの総督 俺なのに

3.砕けちれ 俺の魂こなごなに
  吹き抜けろ 俺の体を吹き抜けろ
  「誰だ 誰だ 誰だ」
  誰がイエスを神の子と
  神様はただひとりなのに
  みんなイエスを信じてる
  神様はただひとりなのに

  風よ吹け このモヤモヤを吹き払え
  雨よ降れ 暗い気持ちを押し流せ


□ 作者より
なぜピラトは「罪を見出せない」といいながらイエスを祭司達に渡したのか。
なぜヘロデは自分でさばかずにピラトへ送ったのか。
なぜカヤパは執拗なまでも死刑にこだわったのか。
十字架・復活の物語に秘められた謎。
なぜ聖書はこの場面にヘロデ、ピラト、カヤパを登場させたのか。そして、復活の後、この3人はどうなっていったのか。
聖書最大の謎に、いま川畑・牛嶋コンビが立ち向かう!はたして、この謎はとけるのか。
ぜひ、皆様もこの歌を歌いながら、この謎へ挑戦を!(川畑聖司)

復活の主イエスの喜びを知ること、そこにいたるプロセスには、さまざまな人がかかわり、さまざまなタイミングと状況が重なり、自らの命をささげるに至ることになった主イエスの姿があります。私たちは、自分の思いこみで、またある状況下に追い込まれたために、結果的に大変なことに加担してしまうことがあります。この歌を通し、主イエスの受難、復活にいたるストーリーをより多面的に捉えることができれば、私たちの信仰はさらに豊かにされるでしょう。(牛嶋敦子)

□ 歌い方のポイント
最大の盛り上がりは、各節で、同じ言葉を3回続けて繰り返す部分です。その3回が、後になるに従って、より強い口調になっていくことが表現できたらより、この歌の背景をリアルに浮き立たせることができるでしょう。(牛嶋敦子)



●(サンプル音源は準備中です。しばらくお待ちください)