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  • 詞/曲:えびのから(永野佳世子)

 
いくさならんよ 命(ぬち)どぅ宝だよ
基地は造らせんよ 子や孫たちのため
真夏の暑い日も 真冬の寒い日も
毎日座り込む おじいやおばあたち
あの沖縄戦で 逝ってしまった愛する人
その悲しみはもう二度と
繰り返させちゃならんと
誰かを傷つけて 守られる命なんてない
生きとし生ける者たちが
次の世代に繋いでいくもの
たねをまこう たねをまこう
争いのない世の中を
創るためのたねをまこう
一粒 一粒 ・・・
そのたねが 世界中に
広がり芽吹いていったら
荒れ果てた地球(ほし)もいつか
きっとよみがえる
みんなで みんなで ハナ(ひとつ)になろう
 

□ 作者より
2005年、私は辺野古で海上の基地建設阻止行動に参加していました。作業員の暴力を目の当たりにする中で「戦争はイラク(当時)で起きているのではない、ここ(辺野古)で起きている」と思いました。そして沖縄戦を生き延びたおじいやおばあたちが「戦(いくさ)やならん」「命(ぬち)どぅ宝」(命こそ宝)だと教えてくれました。
あるおばあの話です。「人間は森に似ている。森は人間によって刈り取られてどんなに赤土になってもそこにたね一つでも残っていたらまた森に甦る可能性を持って生きている。わったー(私たち)もおんなじさ。ここにガジュマルの樹のように根を張って基地建設を止め続ける。ここにたね一つでも残せたらわったーたちの勝ちさ!」
私は辺野古に訪れた人たちみんながたねだと思いました。そしておじいやおばあたちの想いを受け継いでいきたくてこの歌を作りました。
韓国ではひとつという言葉をハナというのだそうです。最後の歌詞には「みんなでひとつになろう」「たねを芽吹かせ花になろう」という二つの意味が込められています。(永野佳世子)

□ 歌い方のポイント
原曲の音源では、4小節の前奏(C―Em-F-Dm7・G7)、また「繰り返させちゃならんと」の後に4小節の間奏(C-F・C-Am-G7・C)が入っています。コードや歌い方は自由に変えていただいて結構です、とのコメントを作者より頂いています。(事務局)



●(サンプル音源は準備中です。しばらくお待ちください)