- 詞:笠置隆司 1995
- 曲:富田正樹 1996
1. お弟子らほとほと考える
静かな集会したくても
神秘の儀式をしたくても
とにかく子どもらよくさわぐ
なんで子どもら受け入れる
(くりかえし)
イエスはただ子どもらを 受け入れよとだけ言った
イエスはただ子どもらを 受け入れよとだけ言った
2. そこでお弟子たち考えた
子どもら受け入れるわけは
子どものように低くなり
仕える人になるのだと
主が教えておられるのだ (くりかえし)
3. 別のお弟子らも考えた
子どもの素直な心持ち
神の国を受け入れよと
大人が学んでくれるため
4. 他のお弟子らは考えた
主の名において受け入れよう!
そこで遊ぶ子どもらを
教理教育で洗脳じゃ
静かでお利口な子どもらに (くりかえし)
(おわりに)
イエスはこのやんちゃな 子らをただ受け入れた
イエスはこのやんちゃな 子らをただ受け入れた
□ 作者より
これは、自分への皮肉をこめて作りました。ここで皮肉られている大人は自分自身です。けど、自分にとって心地いいのです。自らの狭い枠が、イエスの愛した子どもを受け入れるドタバタの中で破壊されていく快感。よくありがちなのは、「イエスがこう言った。だから、こう改革しなければ」と眉間にしわを寄せて大真面目に「神学」する傾向。何を隠そう、私こそがそれでした。けど、自らの枠を破壊される事は、本当は快感なのではないか。イエスの言動、出来事が「喜ばしい知らせ」なのだとしたら・・・。そう思ったときにすらすらと筆が進み出来上がった詩です。
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