- 詞:菅野とも子
- 曲:小泉眞紀子
- 編:子どもの友セミナー2006 「歌」ワークショップ
1. 空、海、風、雨
みんな みんな 友だちだった
2.おじさん おばさん にいさん ねえさん
たくさんの たくさんの 人がいた
3.たのしいこと かなしいこと
いっぱい いっぱい いっぱいあった
4.ここにいる このわたし
神さまに守られて 育った
神さまに守られて 育った
□ 作者より
昨年(2005年)の秋、母が亡くなった。初盆に帰省し、その帰りに“2006年子どもの友セミナー”(於・関西セミナーハウス)に参加。講師の服部祥子先生の「子どもが育つ道すじ― 生きる力の火種を培う」と題する講演を聞きながら、自分の生きてきた道のりを想っていた。
父は早く亡くなっていたので、母が亡くなって両親ともいなくなったわけであるが、そんな私達きょうだいを伯母達は「お父さんも、お母さんもいなくなって可愛そうに...」といたわってくれる(40代、50代になった私達をである)。
そんな伯母達の優しさに触れ、今ここにいる私は、こんなにたくさんの人達に囲まれて大きくなったのだと改めて思った。そして、海辺の小さな村で過ごした子ども時代を思い出しながら、この詩を作った。(菅野とも子)
この歌は、“2006年子どもの友セミナー”『歌のワークショップ』の交わりの中で生まれた歌です。(事務局)
□ 歌い方のポイント
「私たちはいつも神様に守られている」そのことを思い、やさしい気持ちで歌いましょう。( )の部分は、リーダー→ みんな、大人→ 子ども、というようにかけ合いで歌えます。また、詞がやさしいので、少しテンポを落として手話をつけて歌うこともできるかと思います。(小泉眞紀子)
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