- 詞/曲：伊東啓子 2007
1．主イエスよ、語りませ
波立つ 海に
時化(しけ)にも 漁する
私たちに
2．主イエスよ、語りませ
大地の果てまで
耕し 種まく
私たちに
3．主イエスよ、語りませ
世界の果てまで
憎しみ 争う
国の民に
4．主イエスよ、語りませ
幼いこころに
戸惑い 悩める
子どもたちに
5．主イエスよ、語りませ
小さな群れにも
み言葉 伝える
主イエスの恵み
□ 作者より
波立つ海の小舟のような教会で、パウロとコリントの教会を思う時、種子まきのたとえが実感出来ます。私は農婦で海も近く身近に感じます。湾岸戦争の報道で大量破壊兵器のスゴサを知り、“今こそ世界の平和を”と願い切々と祈りました。
丁度中学校のＰＴＡ役員としても登校拒否やいじめの問題を目の当たりにして子供達のために祈っていました。祈りの中で与えられた言葉を書き留め、雑誌｢信徒の友｣の讃美歌に投稿した詩が掲載されました（でも名前が「伊藤」と印刷され残念）。“小さな小さな教、
会であっても、ここに教会が有ることの恵み”を感謝して５節を加え、曲として歌える様にして「国東教会創立１１０周年記念賛美歌」と致しました（２００７年）。国や世代を超えて、祈るようなやさしい気持ちになって歌っていただけたら幸いです。（伊東啓子（ひろこ））
□ 歌い方のポイント
追いかけ歌のように歌うこともできますから、ちいさな子どもたちも一緒に歌えると思います。こどもの集まりなどで、神様に語りかけるように歌いながら平和を願う祈りの輪ができることを祈っています。（伊東啓子（ひろこ））
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