- 詞/曲：中川宗洋 1997
１．となりのあの子と 比べてみたら
いろんなところが 違うよね
好きな食べもの 背の高さ
いちばん得意に してること
とても不思議だね
おんなじ人がひとりもいないなんて
違ってていいんだ
だって誰だって みんな神さまの子どもだもん
違うからいいんだ みんな神さまの子どもさ
２．となりのあの子と 比べていると
うらやましくなる こともあるけど
あの子みたいに なれたらいいな
そんなことすぐに 思っちゃうけど
だけど神さまは
みんなにちがう たからものくれたんだよ
そのままでいいんだ
だって誰だって みんな神さまの子どもだもん
そのままがいいんだ みんな神さまの子どもさ
□ 作者より
１９９７年鹿島教会ＣＳ夏季キャンプのテーマソングとして作った曲です。キャンプのテーマは「どんなひとりもたいせつに」。当時のこどもさんびかの中に、どうもこのテーマにしっくりくる曲が無くて、「ほな自分で作ってしまえ～」と、安物のキーボードの前で悩みながら作りました。
「そのままでいいんだ」と「そのままがいいんだ」は、たった１文字違うだけで、伝わるメッセージがかなり変わります。「ちがってていいんだ」と「ちがうからいいんだ」も同じです。「そのままでいいんだよ」「ちがってていいんだよ」というメッセージが必要な場面もあるとは思いますが、教会っていうのは、最終的には「そのままがいいんだよ」「ちがうからいいんだよ」というメッセージを発信し続ける場所であって欲しいなーと思います。
２泊３日のキャンプの間中、何度も何度もこの歌をこどもたちと歌って、最終日に教会に戻って解散の前にまた歌った時には、みんな歌詞も完全に覚えていて、こどもたちの元気な歌声に涙が出そうになった想い出があります。（中川宗洋）
□ 歌い方のポイント
「とっなっりっのっあっのこっとー」と跳ねたリズムで楽しく歌ってください。（ただ、これさん合宿の際に最初、跳ねないリズムで演奏されたのを聞いて「跳ねないでボサノバ風のリズムで演るのも意外といいかも…」とも思いました。どうぞ皆さんのお好みで。）
上記の「ちがってていいんだ」と「ちがうからいいんだ」、また「そのままでいいんだ」と「そのままがいいんだ」の違いがこの歌のポイントなので、そのあたりの歌詞を意識しながら歌っていただけるとうれしいです。（中川宗洋）
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