- 詞：川畑聖司 2009
- 曲：柾野武張 2009
1. おいのりってどうするの
ママに聞いたら言いました
あのね 私のかわいいぼうや
最初にね 目を閉じるのよ
そして静かに話すのよ
今日のこと 明日したいこと
嬉しいことや 辛いこと
2. おいのりっていつするの
おばあちゃんに聞きました
あのね 私のかわいい孫や
いつでもね 話せるんだよ
まるで電話をかけるよう
かならずね 出てくれるんだ
お話し中は ないんだよ
3. おいのりって何言うの
パパに聞いたら言いました
あのね 私のかわいい息子
心のね 中で話すの
たとえなんにも言わなくても
かならずね 聞いてもらえる
心の中の おいのりを
□ 作者より
毎年夏のキャンプに行った際、夜寝る前にみんなでお祈りしてから寝ます。こんばんは誰がお祈りをする？ ってきくと、僕が僕が、と何人もの手があがります。普段の日曜ではお祈りのときも遊んでいるような子供たちまでがあげるのでとっても不思議な気がします。でも、そんな中で必ず「お祈りってどうやってするの？ 何を言ったらいいの？」という質問があがります。そんなときは「神さまおやすみなさい」だけでもいいんだよ、と言うことにしています。
友人が海外出張に行った際、素敵な絵本を見つけてきてくれました。QUESTIONS from little hearts という本です。「おいのりは電話をかけているようなもの。話し中ってことはないし、神さまから切られることはないんだ」これを読んだときに浮かんだ歌詞をまとめました。(川畑聖司）
詞の可愛らしさを出そうとして最初は３拍子で曲を作りました。でも、３拍子で歌うと可愛らしいのですが、ストーリーが止まってしまうので、６拍子に変えました。違ったイメージになり、曲がスマートになったと思います。それにしても、なんとなく後半は「ひみつのアッコちゃん」という気がしないでもなくもないかもしれなくもない…。（石川正信）
□ 歌い方のポイント
子どもの質問と大人の答えという会話の歌ですから、可愛い子どもとやさしい大人というイメージで作りましたので、憎らしい子どもと意地悪な大人にならないように気をつけましょう。歌う時は６拍子（＝大きな２拍子）で歌ってください。つまり「おいのりって」まではアクセントが１つ、最初の「お」だけにつけてください。「り」にもつけると３拍子になります。(石川正信）
●（サンプル音源は準備中です。しばらくお待ちください）
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