- 詞/曲:河瀬はる 1979
1.何ゆえわたしは 生まれてきたのか
何ゆえわたしは 苦しむのだろう
心の底から 神さまに求めた
「この肉体のとげを 除いてください」と
2.そこでイエス様は わたしに言われた
「わたしの恵みは あなたに十分だ
弱い時にこそ あなたは強いのだ
神の業があなたに 現れるためだ」と
3.さらにイエス様は わたしに言われた
「あなたが救われ 立ち直ったとき
悩む人たちを 助けてあげなさい
あなたのためわたしが 祈っていたように」
4.重荷に苦しみ 悩む人たちと
イエス様の愛を わかちあうために
日ごとにわたしは み言葉にしたがい
祈りつつ歌いつつ 歩みをつづけたい
□ 作者より
学生時代の私は超教派のクワイアに参加したり、超教派のクルセードやラジオのキリスト教放送などにボランティアとして協力させていただいていましたので、当時はいろいろな教派の方々との交わりの中で、自己紹介に続いて救いの証しをする機会が頻繁にありました。それも、たいていは急きょで、しかも短時間で証しをしなければなりませんでした。そこで、自分の証しを歌にしておこうと思って作った歌の1つがこの曲です。2節と3節には、イエス様がお語りくださったみ言葉を、与えられた順に引用しています。1節の「肉体の棘(とげ)」は、私自身の先天性視覚障害のことです。(河瀬はる)
□ 歌い方のポイント
この曲を独唱する場合は、速さを各節ごとに自由に変えて歌ってくださってかまいません。みんなで歌う場合は、標準的な8分の6拍子の讃美歌や聖歌の速度でいいのですが、できれば4節の最後の「祈りつつ歌いつつ」の下線の部分にフェルマータを付け、「歩みを続けたい」の部分にrit をかけていただくといいと思います。(河瀬はる)
●(サンプル音源は準備中です。しばらくお待ちください)