HOME > SongBook06 > 1003神さまのこども

  • 詞/曲:Tom Walker
  • 訳:「キリストの風」集会

 わたしたちは 神さまのこども
 どんなときも この思いは確か
 恵みの中 力受けて 生きてる 神さまのこども

1. 名前はマリー 昨晩も 彼に殴られました
 「愚図だ!」とののしられて 殴られ床に倒れる
  彼は赦しを請い 「もうしない」と誓うけど
  またすぐに殴るの ぼろ切れのようになるまで
( くりかえし)
 だけどわたしは 神さまのこども
 どんなときも この思いは 確か
 恵みの中 力受けて 生きてる 神さまのこども

2. 名前はマヌエル この手を見て 働いて働いて
 コーヒーもバナナも わたしたちが作るの
 「今我慢をすれば 天国で報われて
 魂も救われる」 地主はそう言うけど
(くりかえし)

3. 名前はジェローム 決めたんだ
 もう嘘はつかないと
 でもパパは出て行き ママは泣き崩れた
 僕がゲイだなんて とても信じられないと
 それが本当なら いっそ死んでと言われた
(くりかえし)


4. 名前はエレイン まだ7歳 だけどもう疲れたわ 
 いじめ、差別、暴力、飢えに搾取、戦争 
 この世界の中で 喜び生きていたい
 踊りたい 遊びたい 仲良くお菓子も食べたい

 だって私は 神さまのこども
 どんなときも この思いは 確か
 恵みの中 力受けて 生きてる 神さまのこども


□ 紹介者より
セクシュアル・マイノリティーのクリスチャンの集まりの一つである「キリストの風」集会で歌われている賛美歌です。あるメンバーが「こんな歌があるよ」と持ってきた英語の歌を、有志で訳しました。ほとんど原語(英語)からの直訳です。あまりにも生々しい歌詞のため、胸がつまって歌えない、という人がたくさんいます。現実と向き合ったときの率直な反応なのかもしれないと思います。
1998年にカナダで発売された Jim and Jean Strathdee という人たちのCD「Pieces...of our lives」の5曲目に収録されていた曲です。(平良愛香)

□ 歌い方のポイント
前半はみんなで歌いますが、後半(4人の独白の部分)は独唱で歌うこともできます。最後にもう一度「わたしたちは、神さまのこども」と繰り返すのもいいでしょう。
ピアノ用の伴奏譜もありますので、必要な方は事務局にお問い合わせください。(平良愛香)


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