1201 エマオのおまえ
- 詞・曲:川上 盾 東神戸教会こども礼拝のみんな
- 2011 年3 月11 日、生涯忘れられない日。東日本大震災、地震・津波による未曾有の被害、原発事故による目に見えない不安と恐怖。心が絞り上げられるような気持ちを抱きつつ被災地に思いを馳せました。そんな中、仙台では東北教区被災者支援センター「エマオ」が活動を始めました。絶望の暗闇の中で、それでも何とか見出した小さな灯し火をつなぐようにして、被災地の方々への支援を立ち上げていかれました。
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1202 キリストの風よ
- 詞/曲:陣内大蔵
- 日本キリスト教団西東京教区創立10 周年記念行事の為に歌を創ってほしいと依頼されました。しかしそういう機会にせっかく歌を創るのだったら「狭い世界と限定された目的」の為だけに終わらせたくないなぁと密かに思い、ちょっと意識的な方向で詞を書きました。
- 私たちは、「頭で分かっていても、そう上手には進めない存在」だと思っています。キリストの風がそんな私たちの間あいだに吹いてくれることを願って。
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1203 主の平和
- 詞/曲:柾野武張
- 2011 年の大震災の後、今度は国内だけでなく国際情勢が不安定になってきたことがきっかけとなって出来た歌です。賀川豊彦の最期の祈り「日本に救いを、世界に平和を」を意識していたのかもしれません。
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1204 までい
- 作詞/作曲:川上 盾
- 「までい」とは、「ゆっくり」「ていねいに」という意味の福島県北部の方言です。福島県飯舘村では「までいの力」をキーワードに、大量生産、大量消費の生活を見直し、自然と人のつながりを大切にしたスローライフの“村づくり”を長年にわたり進めてきました。しかし福島第一原発事故による放射能汚染で、村は「計画避難地域」に指定され、住民6200 人の多くは避難を余儀なくされてしまいした。
- あんな出来事が起こってしまった今だからこそ、村の人たちが育んでこられた「までいの力」を、この国に生きるすべての人が大切なものとして学んでいかねばならないとの思いを強くしています。この歌は、そんな飯舘村の人たちへのオマージュです。
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1205 仲良くならなくてもいい
- 詞/曲:平良愛香
- 「あんたのこと大嫌いだけど愛している」。昔ある幼なじみの女性に言われたことがあります。僕より教会生活はずっと短い人でしたが、僕よりもずっと「愛」を理解していると感じました。2005 年、日韓のNCC 子ども平和会議「争いをなくすには」の準備をしていたとき、どうすればみんなが仲良くなれるだろうか、とプログラムを考えていたら、あるメンバーが「べつに仲良くならなくてもいいじゃん」と言いました。あらためて、「大切なのは、好きになったり仲良くなったりすることではなく、お互いを知ること、愛することである」と気づかされました。
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1206 微笑み添えて
- 詞/曲:柾野武張
- マザー・テレサの言葉の中には「ほほえみ」という言葉が数多く出てきます。その中で心に残った2つの言葉「わたしたちの唇には、いつもほほえみがなければなりません。・・・子どもたちに、ただ薬をわたすだけというのは、大きな誤りでしょう。わたしたちは、心を与えなければならないのです」
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1207 つかれました
- 詞/曲:平良愛香
- クリスチャンは勤勉で誠実。いつも喜び、いつも感謝している。誰がそんなこと決めたのでしょうか。でも、悲しいとき、淋しいとき、苦しいとき、それを隠さないといけないとしたら、それは自分への(そして神さまへの)あざむきです。きっと聖書が言っているのは、「喜ばなければならない」ということではなく、私たちが苦しいとき、神様はその苦しさを誰よりも理解してくださっているのだから、ゆだねてしまって大丈夫、ということではないかと思うのです。
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1208 いつまでも
- 詞/曲:小川忠之
- 家の壁に掛けてある聖句のプレートを何となく見ていたときに、3枚のプレートの言葉をつなげたら出来てしまった歌です。
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1209 神さま 神さま
- 詞/曲:平良愛香
- ある人から、「祈ろうと思っても、つらすぎて『神さま、神さま』しか出てこない」と電話で訴えられました。大丈夫だよ。神さまは、その声にならない祈りを聞き取ってくださっているから。
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1210 ゆめかなえよう、いそがないで
- 訳詞:柳谷雄介 松浦祐介 平良愛香
- 2011 年4 月27 日、これさんのメーリングリスト上に、「被災地でできた詩」というタイトルでのやりとりでこんな文章が載っていました。「これさんのみなさんにもうひとつお願いがあります。映画Brother Sun, Sister Moonで歌われている“If you want your dream to be”を歌いたいと思っています。『いそがず、あせらず、心をこめて』が今後、必要になってくるので歌っていきたいです」。
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1211 ハレルヤ!ほめたたえよう
- 詞:河瀬はる
- 曲:福島県民謡
- 、「特に日本人が日本の民謡で歌う賛美歌があってもいいはずではないか?!」という思いから出来た歌です。2011 年3 月11 日に発生した東日本大震災で大きな被害を受けられ、今も復興途上にある地域の方々のことを憶えて祈りながら、この地域の民謡でともに賛美ができればと思います。
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1212 天のかみさま(CS礼拝の反省の祈り)
- 詞:村上英
- 曲:牛嶋敦
- 、「これさん」のメーリングリストで「皆さんの教会学校ではどんな礼拝をされていますか」とお聞きしたところ、一人の方から、「反省の祈り」を教えてもらいました。その「反省の祈り」を、子どもと大人がいっしょに祈っているのですが、讃美の形で祈ることができればさらに小さな子どももその豊かさに加わることができるのではと思い歌にしました。
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1213 平和祈ろう
- 詞/曲:梅本直哉
- 人は、生まれや育ち、見た目、考え方、気持ち、セクシャリティ、習慣、言語などいろいろな違いを持っている。その違いを理解したり、感じることは難しいかもしれない。しかし、「平和を願う気持ち」というのは同じではないでしょうか。
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1214 しらん しらん しらん
- 詞:エイコ ワダ
- 曲:川上ゆり子
- 「あしたから...」とか、「あとで...」と、生きてきました。やっと気がついたのです。自分が忘れんぼなのを。「今!」と思っています。
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1215 祈りとともに
- 詞/曲:牛嶋敦子
- ミサの前の静寂なとき。大聖堂のなかでそれぞれの方が静かに祈りのときをもたれています。1人でも多くの方が共に祈りをあわせることができますように、忘れずに祈りつづけることができますように。
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1216 風よ 伝えて
- 詞/曲:松本あかね
- 。「わたしたちにできることって何?」と大人もこどもも問い続ける中、この歌が生まれました。何もできないもどかしさ、だけど“ひとりじゃないよ、つながてるよ”という思いを伝えたくて歌に託しました。
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1217 わたしたちは知っている
- 詞/曲:余田由香利
- 悲しみや辛さを消し去ることが困難であっても、その先には必ず希望が備えられているということを確認したいと思い作ったさんびかです。
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1218 共に
- 詞/曲:小川忠之
- 心不全のため約40 日間、手術入院をしていた病室で、フッと思いつきで口ずさんでいた簡単なメロディです。誰でも歌えるものをとの思いから、30 分ほどで出来たものです。いつの間にか「ひこばえ作業所」(桐生東部教会員の方が立ち上げた重度の障害を持った方たちの作業所。NPO法人を目指す)の歌となってしまいました。手話も付けられ、作業所の様々な行事のたびに歌われています。
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1219 恋しい人
- 詞:聖書より
- 曲:平良愛香
- 「エロチックな賛美歌って可能なんだろうか」「聖書って結構エロチックな部分もあるのに、キリスト教が性的なものをタブー視しているのは何故だろう」エロチックな話や歌が敬遠されるのは、「性」だからではなく、ほとんどが「女性をモノ化して貶めているから」だということに気づいたのです。
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1220 愛の貯金
- 詞/曲:松本あかね
- 「母からもらった愛はあまりに大きすぎて、本人に返すことはできないから、自分の周りの人や次世代に子どもたちにもらった愛を使っていこう。愛というものは神さまから発して、人間のあいだで循環していくものではないか」という思いからできた歌です。
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1221 マリアの賛歌
- 詞:マリア or ルカ
- 曲:臼田宣弘
- クリスマスやアドベントに限定されがちなルカによる福音書の「マリアの賛歌」ですが、本来は記者ルカによるこの福音書の主題提示といわれています。特に「主は①低くし、また高め、②貧しくし、また富ませてくださる」という2項目は、この福音書に繰り返し出てきます。そんな意味で、時季に関係なく年間を通して歌っていただいてよいと思います。
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<特別編> う た
- 柳谷雄介(新生釜石教会牧師)作詞
- 2011 年4 月26 日、東日本大震災から約一か月経った日に、これさんメンバーの柳谷雄介さん(釜石新生教会牧師)からメーリングリストに投稿がありました。そこには被災現場の状況の中で紡がれた、一篇の詩が添えられていました。「曲、募集します」という柳谷さんの呼びかけに応えて、いくつかのメロディが寄せられました。この柳谷さんの詩は、多くのボランティアたちが集まる釜石新生教会の壁にも掲げられ、そこでも新たな歌が生まれました。
- 今回の歌集作成にあたり、これらの作品を「特別編」としてお届けすることにいたしました
- 1.歌でお腹は膨れない 歌でお腹はふくれない
- そのとおり 確かにそのとおり
- でも いっしょに歌ってみないかい
- 心がいっぱいに満たされるかもしれない
- 2.歌で電気の灯(あかり)はつかない 歌で電気の灯はつかない
- そのとおり 確かにそのとおり
- でも いっしょに歌ってみないかい
- 心がぽっかり明るくなるかもしれない
- 3.歌でがれきは片付かない 歌でがれきは片付かない
- そのとおり 確かにそのとおり
- でも いっしょに歌ってみないかい
- 心がすっきり洗われるかもしれない
- 4.歌では家は建てられない 歌では家は建てられない
- そのとおり 確かにそのとおり
- でも いっしょに歌ってみないかい
- 心と心が きゅっとかたく結ばれる
- 5.歌うだけでは報われない 時にはそんなこともある
- 泣いてもいい くじけたっていい
- そんな気持ち そのまま歌うんだ
- きっと誰かが受け止めてくれる
- 6.歌では津波は止められない 誰も津波を止められなかった
- そのとおり 確かにそのとおり
- だから いっしょに歌ってみないかい
- ララララ~
- う た(1)
- 詞:柳谷雄介
- 作曲:柾野武張
- うた(2)
- 詞:柳谷雄介
- 作曲:柾野武張
- うた(3)
- 詞:柳谷雄介
- 曲:川上ゆり子
- うた(4)
- 詞:柳谷雄介
- 曲:大和田広美
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